BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

こんにちは。
ブラス松本です。

明日から、4月。
新しい年度の始まりです。

私の息子は、小学生になります。
3年前、コロナ禍で保育園に入園。
入園式はなく、遠足もなし。
お遊戯会は、保護者の参観はなく、DVD配布。
運動会は、クラスごとの開催で、子どもの頑張る姿を見ることができました。
卒園式も、一人づつ卒園証書が手渡され、お友達ともたくさん写真が取れました。

コロナ禍での3年間。
司会をしない月もありました。
打合せで「結婚式を延期する人ばかりです。私たちってやってもいいでしょうか」と涙を流す新婦さんのお話を聞いたこともありました。
3回の延期を経て、「やっと結婚式ができました」と当日を迎えた方もいました。

改めて、この本を開きました。
この本には、プランナー、司会者、厨房スタッフが見てきたコロナ禍での結婚式、新郎新婦さんとのやりとりが書かれています。



新郎新婦さんは、大切な人たちと過ごす結婚式という1日。
どうやったら楽しんでもらえるか、どうやって感謝の気持ちを伝えるか。。。
それだけでなく、安心して過ごしてもらうにはどう工夫すればいいか。。。
たくさんの迷いもありながら準備を進め、迎える当日。

新郎新婦さんからの「ありがとう」には、今まで以上に深い想いを感じました。

まだ以前と同じようなスタイルで結婚式を行うのは難しいときもありますが、今までもこれからも結婚式のすばらしさは変わりません。

世界中を揺るがすようなコロナ禍を経験しても、結婚式は「おめでとう」と「ありがとう」に包まれた特別な空間であることは変わりませんでした。
最強で最幸です!!!

この最強で最幸な場所で、司会者として、これからも新郎新婦にとって最高の結婚式を創っていきたいと思います。

ブラス
司会室 松本留美子

ヴェールダウンの儀式は
お母様、お姉様、その他
第二の母的存在のおば様など
ご自身の身近な方にお願いする場合が多いようです。

ウェディングヴェールは神聖なもので
新郎以外、触れることが出来ないと言われています。

ヴェールを身に付けている時間は挙式の間。
それも、ヴェールアップまでのほんのわずかな時間。

向かい合ってヴェールアップする時には、お互い見つめあって、
今まで過ごしてきた時間…
これからの未来を想い描き…
これからずっと守って行きます。

ぜひ、そんな想いを込めながらヴェールアップをしてもらえたらいいなと思います。


ブラス 司会室


今年は春の到来もはやく、
早々と桜開花のお知らせが今にも届き始めそうです。
最近の愛犬の散歩は、
いつもあまり行かない公園へ足を伸ばし、
桜の蕾の膨らみを見上げることが私の楽しみです。
今年はブルーシートを敷いて、
おにぎりと唐揚げを食べながら
お花見できたらいいなと願います。


さて、連日盛り上がってます。WBC!
我が家も試合の日は必ず夕方からテレビをつけて、
お風呂入りなさい〜宿題終わったの〜
などと子供たちに声をかけながら、
私も横目で観ながら夕飯作り…と
家族皆夢中になって観ています。

この大舞台に立つ選手たちも
20年前、30年前はきっと小さな野球少年で、
もしかしたら
試合や練習には親御さんに送ってもらい、
お腹を満たすお弁当を持たせてもらい、
真っ黒にして持ち帰ったユニフォームは
洗ってピカピカにしてもらい、
どんどん大きくなるシューズやユニフォームは
改めて買い直してもらい、、
と、応援してきてもらったのだろうな
などと想像を膨らませて観ていると、
夢を叶えた素晴らしい選手たちが
日本中の夢を背負って闘っているんだな
と、応援する手に力が入ります。親でも無いのに…(笑)

まっすぐな想いに人はやはり胸を打たれるのだな
と、観ていると感じます。

私もまっすぐな想いで仕事しよう
まっすぐな心で新郎新婦さんに
想いを伝えてもらえるように…
と自分に言い聞かせながら。


馬場






こんにちは
少しずつ春の気配を感じられるようになってきましたね。

ぽかぽか陽気は結婚式日和だなぁ。

いつもご親族とお話をさせていただくと
「お天気が良くてよかった。」
みなさんおっしゃいます。

特におばあ様。
ずっと神頼みしてたと話す方も。

お孫さんの結婚式、やっぱりお天気がいいに越したことはありません。

なかでも、おじいちゃん、おばあちゃん子だった。という新郎新婦さんのおじい様、おばあ様は本当に心待ちにしてこの日を迎えていらっしゃいます。

よく中座のエスコート役に選ばれる方もいらっしゃいますが、みなさん本当にうれしそうで
こちらも幸せになる笑顔を見せてくださいます。

おじいちゃん、おばあちゃんに花嫁姿を見てほしくて。
そんな思いで結婚式を挙げる方も少なくないです。

もうすぐ、おじいちゃんのリクエストでこの衣装に決めました。
というお二人の結婚式を迎えます。

さて、当日はどんな表情でこの時を迎えてくださるのでしょう。
とっても楽しみです。

トミーこと吉富でした。

ウェディングヴェールの由来は、諸説ありますが、その中のひとつをご紹介します。


ウェディングヴェールは、清らかで汚れのない清浄のシンボルで、外敵や困難から身を守るという意味があります。


愛情いっぱいに育て、守られてきたお嬢様にウェディングヴェールをおろすことで、新たな人生のスタートが出来るよう送り出す。
という、花嫁支度の総仕上げを行っていただきます。


ウェディングヴェールには、色々な長さ・デザインがあります。


ショートヴェール
ロングヴェール
マリアヴェール など


ドレスやヘアメイク、そして花嫁ご自身に似合うお気に入りの一点を見つけてくださいね。


ブラス 司会室

立春を過ぎ、少しあたたかく感じる日も出てきました。
とは言えまだまだコートは手放せません。
衣替えしたい気持ちはもう少し我慢しようと、
タンスの前で睨めっこをしている馬場です。
 
毎年この時期と言えば、
春物を少し出したり、
チョコレートを用意したり、
そうだお雛様も飾らないとと
何かとせわしなく過ごしています。

今年のバレンタインは、
娘がチョコレートを作りました。
「今年は生チョコを作る!
 簡単なレシピ見つけたから1人で作る!」
と言うので、材料の買い出しだけ付き添いました。

とは言え手作りのチョコレートをお友達に渡すのは
まだなんとなくコロナも気になり気が引けるため、
家族皆で楽しみました。
とても美味しくできた娘お手製の可愛い生チョコ。
もう少しだけ冷蔵庫にあるので
一粒ずつ味わって楽しもうと思います。
いつまで家族に振る舞ってくれるのかなぁ…?

そんな可愛い娘のために母として私は、
一日も早くお雛様を出すぞ…出すぞ…
次のお休みこそ… と誓うのでした。。


今年度も早いものであとひと月と少し。
季節の移ろいを感じつつ
その時期ならではの行事を
できる範囲で大事にしながら、
仕事も家庭も大切に過ごそうと思います。

馬場



暦の上では春の始まり 立春
寒さに弱い私は春が来るのを心待ちにしています。

さて、結婚式は新郎新婦、ご家族、ご友人、参加される方皆さん心待ちにしてその日を迎えます。

でも、実は人前は苦手、緊張するし、楽しみよりも不安で仕方がない。
そんな新郎さんに会いました。

確かに、結婚式は特別過ぎる日
特に新郎さんは挨拶もあるし、初めて会うお相手側の親族やゲストもいるでしょうし。。。

誰もが得意な時間ではない。

お打ち合わせでも不安な気持ちは伝わってきました。
もちろん当日はもっと。

挙式のリハーサルではこちらが手に汗握るほど。

いざ挙式

入場してきた新郎さんの表情は…

もちろん緊張はされているもののあたたかい笑顔!

すごい!

心の中で「よしっ!」

と言っていたのが聞こえた気がしました。

アフターセレモニーでは穏やかにそして楽しそうにお友達に囲まれて、
披露宴の入場では尊敬する先輩や久しぶりに会うお友達のお顔を見て、
にこやかに、手を振りながらのご入場

私の心が躍った瞬間でした。

披露宴中、イベントでもお写真タイムでも不安な顔は一つも見せず本当に楽しんでいらっしゃる。

中でもやっぱりお友達と過ごす時間は肩の力が抜けて実に楽しそうでした。

結びの時を迎え、新郎謝辞

「結婚式、やってよかった。」
そんな言葉がありました。

新婦さんとの仲も深まり、笑顔が見れたこと。
そして大切な仲間がいてくれたこと。

堂々と、とてもかっこいいご挨拶
自然と涙があふれた瞬間でした。

お友達の力ってすごいですね。
やっぱり結婚式っていいもんです。

不安を持って結婚式を迎える方もたくさんいらっしゃると思いますが、
ご自身にとって大切な方のお顔を思い出し、当日を楽しみに迎えていただけるといいな。


トミーこと吉富でした。

バージンロード。
それは、「いつかウェディングドレスを着て歩きたい」と小さい頃から夢見てた道かもしれない。
それは、おばーちゃんっ子だったから、大好きなおばーちゃんと歩きたい!と思い続け、願いが叶った道かもしれない。
色々な事を思い返し、新たな未来を想い描き、色々な事を願い、歩く道かもしれない。



バージンロードにはこんな意味がある。と言われています。


扉の向こう側はお母さんのお腹の中。
扉が開くその瞬間が誕生の時。
そこから歩く一歩一歩には、一歳…二歳…と成長していく。
そんな意味が込められています。



挙式時間は約20分。



その【20分】をどのように過ごしたいですか?


主役のふたりが主役の挙式。
家族を大事にする挙式。
未来に羽ばたくような挙式。
過去を振り返るような挙式。
今、その場に居るゲストを大事にするような挙式。




それぞれの人生にSTORYがあります。




どんな挙式にしたいか、たくさんイメージして、あなただけの挙式を創ってみませんか。



ブラス 司会室


年が明けてもう2週間が経ちました。
子供たちの学校も始まり、
私も通常運転が始まりました。

お正月休みは、初詣に行ったり
子供と映画を観に行ったり
初売りで色々買わされたり…
家族との時間も大事に過ごせました。
また一年、仕事も頑張ろうと思います。

仕事初めのご結婚式は、
お色打掛とお振袖、紋付袴での和装のご結婚式。
年が明けた1月の式ということもあり、
披露宴会場のお花は少し
お正月っぽさも感じる雰囲気で、
そこにおふたりの手で作られた折り紙の作品が並び、
おふたりのあったかい雰囲気にもぴたりと合った、
ぬくもりあるとても素敵な空間でした。


司会を担当する披露宴会場に入ると、
私はまず、
今日はどんなお花が並んでいるかな、と
そのお色やお花の種類がとても気になります。
お花が好きなこともありますが、
おふたりに合わせて
素敵なお花屋さんが作ってくださる
その毎回違う空間をみることが
とてもとても楽しみなのです。

今年も、どんなおふたりにお会いできるのか、
どんなお花たちが並ぶ会場に立ち会えるのか、
ひとつひとつのご縁を大切にしながら
マイクを握りたいなと思います。


今年もどうぞ宜しくお願い致します。


馬場 






こんにちは。
ブラスまつもとです。

3連休最終日、いかがお過ごしですか?
私は、1日お休みがあったので、子どもとサーカスを見に行ってきました。
サーカスを見るのは30年ぶりぐらいでした。
90分があっという間に感じ、おー!!と歓声をあげてしまう場面が何度もありました。
大人だけでも行く価値ありですよ。


年末に担当した結婚式でのことを記させてください。
人前式のバージンロードを誰と歩くかで悩んでいる新婦さんがいらっしゃいました。
新婦さんの家族は、お母様・妹さん・弟さん二人。

どんな時も新婦さんの考えを尊重してくれたお母様。
幼いころには、壁に穴が開くほどの激しい喧嘩をしていたけど、今では家を出た新婦さんの代わりにお母様を支えてくれている妹弟。

事前打ち合わせでも決まらず、当日の挙式リハーサル15分ぐらい前にやっと答えがでました。

「全員と歩きます」

お母様は扉口から新婦さんとバージンロードに入り、ベールダウン。
そこからはリレー形式
母 ⇒  妹さん ⇒ 弟さん ⇒ 弟さん 

ラストの弟さんは、まだ高校生。
「何をするのかよくわかりませんが、姉の希望ならやります!」
その弟さんが新郎へのバトンタッチまで頑張ってくれました。

生まれてから結婚式までの時間を表すバージンロード。
家族を代表して親御さんがエスコートされることも多いですが、リレー形式で家族みんなと歩くのも、まさにこれまでの時間を表しているかと思います。
新婦さんは、それぞれの方のぬくもりを感じながら、思い出に浸りながら。。。
お母様は、娘さん・息子さんの成長を感じていらっしゃったのでは。。。 と思いながらその時間を見守りました。

誰か一人を選べない・・・・
これはバージンロードに限らず、中座のスコートもなかなか決められないかもしれません。
迷ったら、全員呼びましょう!!
私の中座のエスコート最大人数は、19人です!!
新郎中座の場面で、新郎のゲスト全員!! 
電車スタイルで新郎を先頭に退場。
退場直後は、会場の半分がきれいに人がいない!!という、面白い空間になります。

大切な方が招待して迎える結婚式。
大切な方々とたくさんの思い出を作ってください!!

合言葉は・・・・迷ったら全部です!!


ブラス
松本留美子