BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

前職は銀行員、加藤実由紀です。

学校を出て最初に「社会」を教えてもらったのが銀行でした。
上司、先輩、同期、後輩・・・
今は会うことはほとんどありませんが
社会人としての礎を築いてくださった素晴らしい方ばかりです。

今日は後輩だった、まるやま君の話をさせてください。
彼は某有名大学を卒業し、入行。
穏やかで誠実で、お酒が入ると少し饒舌でおもしろい。

研修を終え、営業に出るようになり
時折、難しい顔でうなっている姿を見かけました。
ミスをして謝り続けている姿も見ました。

おっとりしているせいか
ガツガツした雰囲気はみじんもなく
少々営業には不向きな感も否めない。

あるお酒の席で先輩に「お前銀行員に向いてないわー」とからかわれていました。

私も思わず「どうして銀行に就職したの?」と尋ねていました。

彼の答えは
「一番、自分に合っていないと思ったから」

衝撃でした。

彼は、自分に一番合っていないと思われる仕事を
腰掛ではない、アルバイトでもない、生涯の仕事に選んだのです。

なぜ?

合っていないからこそ、努力すると思ったから。
この仕事を全うできれば、ものすごい自信になると思ったから。

そんなこと、考えたこともなかったよ。
でもなんだかとっても腑に落ちたよ。

そして、彼の勇気をほんの少し分けてもらいたいと思いました。

私は自分の得意なこと、好きなことを追求することに努力し
今の司会の仕事にたどり着きました。

不向きなことを仕事にする勇気はありませんでした(笑)

でも、彼の考え方からヒントを得て挑戦したことがあります。
それは裁縫です。

自分の結婚が決まった時
大嫌いな裁縫を何とか克服したくて
ウェディングドレスを手作りする!という目標を立てました。
無謀でした。
作業は非常に苦痛でした。
でも、何とかやり遂げました。

そして、ものすごい自信を得て
今では裁縫は一番の趣味です。

間もなく幼稚園に入園する娘のリクエストで
通園用のリュックを作りました。


まるやま君に感謝です!!笑

まもなく4月。
出会いの季節です。
ブラスにもたくさんの新人さんが入社します!

社会人デビューをされる皆さんに
素晴らしい出会いが訪れますように。

加藤実由紀