BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

結婚式はたくさんのスタッフが一つになって
一緒に作り上げています。

担当ウェディングプランナー、キッチンスタッフ、お花屋さん、サービススタッフ(PJさんと私たちは呼んでいます)、演奏者さん、ヘアメイクさん、カメラマン、ビデオマン、司会者、などなど…

皆で声を掛け合い、時には助け合い、
おふたりに喜んでもらいたい、
ゲストに楽しんでもらいたい、
いい時間を演出したい…
様々な想いでその日を迎えています。

先日の結婚式で、
とても感動した出来事がありましたので
紹介させてください。

それは、一人のPJさんの、ある行動です。

その日は、両家のご家族のみの宴席。
ガーデンでの人前式を済ませた後、
両家が一つのテーブルを囲み過ごした
お食事会を兼ねた披露宴でした。

披露宴の中で、親族紹介のお時間がありました。
それぞれのお父様が代表となり、
両家の皆様のご紹介を簡単にして頂く、
というお時間での事です。

新婦さんのごきょうだいのお子さんで、
かわいい3きょうだいがいらっしゃいました。
ちいさなお子さんにとっては、
2時間以上お食事をして過ごす披露宴は、
時に退屈になってしまうもので、
会場にはプレイマットが敷かれた
キッズスペースの用意もありました。

7歳、4歳、2歳ほどのそのごきょうだいは、
親族紹介が始まった頃、
ちょうどキッズスペースで遊び始めた所でした。

そのお子さんたちのご家族の番が来た時。

通常なら、お父様から
「あそこのキッズスペースで遊んでる子らが新婦の甥姪です」くらいの紹介でさらっと済んだかと思います。

でも、その時、そのお子さんたちが
遊んでる様子を近くで見ていてくれたPJさんが、
そのお子さんたちの番が来るであろうタイミングを
予想して、少し早めに、

“みんなの方を向いて立てる?”
と優しく声をかけて立たせ、
遊んで乱れたお洋服を直し、
3きょうだいをピシーっと並ばせてくれていたのです。

ちょうど3人が整うタイミングで
お子さんたちの紹介の番が来ました。
皆さんがキッズスペースを見ると、3きょうだいは
歯に噛みながら、照れ臭そうに
横一列に並び、気をつけ!の姿勢をしていました。
それが本当に可愛らしく、
ご両家皆さまが笑い、
会場が笑顔に包まれた瞬間となりました。

その後はまたすぐ元気に遊び出した
かわいいお子さんたち。本当に微笑ましく、
絶妙なタイミングで立たせてくれたPJさんに、
私はそばで見ていて感激したのでした。


お開き後、そのPJさんに声をかけたら、
自身もお子さんがいて、
「あの年齢のお子さんたちならかわいくきちんと気をつけ!ができるかな、と思ったので。」と。

子どもは座っていると下を向いて遊ぶものです。
キッズスペースで遊んでいる姿のまま紹介しても、
それはそれで子どもらしくて微笑ましかったと思います。

でも、その子の年齢や
どんな雰囲気のお子さんかによっては、
お顔をしっかり皆さんに見てもらい、
一人一人名前を呼ばれる時間も、
誇らしく嬉しかったであろうと思うのです。


その時、何ができるか、
どう動いたら新郎新婦が、ゲストが笑顔になるか、
それを考え行動する心を、
私自身、PJさんから学べた出来事でした。


この秋のブライダルも
結婚式を作り上げるスタッフの皆と
よりよい日となるよう、私も
一日一日、精一杯頑張ります。


馬場

季節がぐんぐん進み、気づけば今年もあと2か月

毎年早いなぁ。と言っていますが、今年もその時期になりました。

そしていつも
今年やり残したことは…?
今年中にやっておきたいことは??

と焦りを感じるのもこの時期です。

今年は子供の環境も変わり、家族のリズムも変化し、
なんだかバタバタした印象でした。

でも、コロナ禍の中初めた筋トレストレッチ
なんとか地味に続いており、自分の体と向き合える日々でした。

これだけは自分を褒めてあげようと思います

なんせ、無趣味の私は何か趣味を見つけたいなぁ
と思っていたので、趣味というのもおこがましいですが、
なんとなくやらないと気が済まないようになりました。

無理せず、自分のペースで。
が、ポイントのようです

おかげで悩んでいた肩こりも軽減しましたし、
180度開脚もできるようになりました
(ギリギリですが…)

もう少し気が済むまで続けてみようと思います

手を抜いていい加減にではなく、
何事も「良い加減」
が大事ですね。

良い緊張感、良い心持、良い加減で秋の結婚式を楽しみたいと思います

トミーこと吉富