ブラス広報室かしましブログ

隔週日曜にお届けしている
SDGsプロジェクトメンバーによる「SDGsなつぶやき」

第6回は、アクリルパネルリサイクルについての話題をお届けします。


コロナ禍で一時的&爆発的に需要が高まったもののひとつに
飛沫防止用のパネルが挙げらます。

ブラスは結婚式場ですので、
コロナ禍で営業を続けるためにアクリルパネルは必須でした。


結婚式に集まった方たちに、
できる限りお互いの表情を見ながら過ごしていただきたい…

ブラスが採用したのは、多様な素材の中でも
特に透明度の高いアクリル製のパネル、

パーティー会場のテーブルはもちろん、
受付や各部屋にもたくさんのパネルを配置し、
感染対策を徹底しながら結婚式を創ってきました。


結果、
ブラス全店で使ったパネルは推定4000枚~5000枚。

脚の部品と合わせて1セットあたり1キロ程度ありますので、
重さにしてなんと、4トン前後にもなります。


当時は必要に迫られて購入したアイテムですが、
近い将来不用になった時、単純にごみとして廃棄していいのか…

2月末に社内で問題提起があり、
3月からリサイクルできる方法を模索してきました。


そこで出会ったのが、
緑川化成工業株式会社さんです。
打合せを重ね、リサイクルのための回収を依頼する運びとなりました。

元々再生アクリルの事業にも力を入れていたそうで、
アクリル製品を作る際の端材や、使用済みのアクリル製品を利用して、
新しい商品を作る取り組みをされています。



現在、ご覧のように店舗から着々とパネルが集まり、
緑川化成工業さんへの引き渡しも始まりました。

店舗での梱包、発送作業、
届いたパネルの倉庫までの移動、開梱、仕分け、カウント、
正直に言えば、とても手間のかかる重労働です。
夏は特に…!

それでも、

SDGs17の目標「 12.つくる責任 つかう責任 」

企業として少しでも責任を果たせるように、
全数回収を目指して取り組んでいきます。


SDGsプロジェクト 稲山