BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

「6月の結婚式」

と聞いて、どう感じますか?

ジューンブライド、という言葉を思い浮かべる方、
梅雨の時期の結婚式、と感じる方、それぞれだと思います。

この時期は確かに、毎週末天気予報が気になります。
そしてこればっかりは、どうすることもできない。。

ただ、視点を変えて考えることはできます。

雨予報だと分かったら。。
いっそのこと楽しんでみてはどうでしょう。

例えば、カラフルな傘で写真を撮る、とか
会場コーディネイトに
しずくを付けた紫陽花を取り入れてみる、とか。
(ちなみに紫陽花の花言葉は色々ありますが、
家族団らんや辛抱強い愛情、元気な女性、という意味も
含まれているそうです)

そして、雨の日の結婚式には
世界各国、色んな言い伝えがあるそうです。

一例を挙げると。。

日本:雨が降る=幸せが降り込む
雨が足元を固めてくれる

フランス:雨は神様の祝福の証拠
天使が雨粒となって舞い降りてくる

イタリア:「雨に打たれた花嫁は幸せになる」という言葉がある

チベット:雨を花に例えて「空から花が降る」と表現


キリスト教の教えでは雨は天からの贈り物であり、
人間にとっては生命線のようなもの。
フラワーシャワーやライスシャワーの演出も
雨を模したものだそうです。

などなど、世界各国や、宗教としての考え方も
様々な意味合いがあります。


そして、私の座右の銘でハワイのことわざに
「No rain,No rainbow」
という言葉があり、これは
「雨が降らなければ、幸せの虹は現れない」
という意味です。


憂鬱な雨と捉えるか、
幸せな雨と捉えるか。

要は、一つの物事に対して
どう捉え、どう感じるか。

それは、自分次第で変えられるということです。

きっとそれは、梅雨の結婚式だけでなく、
全ての事柄にもいえること。

私も広い視野を持ちたいなぁと思います。


ハワイのことわざが座右の銘なのに、
ハワイには一度も行ったことのない若杉でした。