BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

こんにちは。



私たち司会者が、

おふたりのことを知れる大切な時間。

一度だけの、貴重な打ち合わせの時間です。



ですが中には、初対面である私達に、

自分のことを話すことが

苦手な方もいらっしゃいます。



ただ、趣味や好きなものの話になると、

楽しそうに話してくださる方も。



趣味の話ひとつにしても、

いつ頃から?

好きになったきっかけは?

誰か影響を受けた人はいますか?など、

話が広がるほど、キラキラと

目を輝かせて話してくださる様子を見ると、

こちらもとても嬉しい気持ちになります。



おふたりのことを知れる貴重な時間です。

好きなものの話、どんどん!

教えてくださいね。





若杉

こんにちは。
梅雨入りをしたかと思えば
夏の足音も聴こえ始めました。
気圧や天候など気掛かりなことが多いですが
体調を整えて過ごしたいものです。

先日、学生時代の旧友に久しぶりに会いました。
いろんな話をしながら一緒にごはんを食べて
久々にたくさん喋った〜と思っていたのですが、
その友達から
「昔からホントに聞き上手だよね。それが今の仕事に繋がってるんだろうと思うよ。」と言われ、なんだか少し驚きました。

私は自分のことを、
おしゃべりが好きな人だと思ってましたが
その友達から見ると聞き上手なんだ、と
少し嬉しくなったと同時に
たしかに、新郎新婦のおふたりとお打ち合わせをして
おふたりの好きなこと 出会った馴れ初め、
おふたりそれぞれのお友達の話 ご家族の話、
どんな話も、聞かせていただける時間は
純粋に、とても好きな時間だな と
改めて感じます。

聞かせていただいたお話全部を
ご結婚式でご紹介するわけではありませんが
それでも、一回のお打ち合わせで、
どんな話を聞かせていただき
どんな表情でお話になっていたか
というのは、おふたりのお人柄を知るために
とても大切なお時間なのです。

結婚式そのものも好きだけど
実はお打ち合わせから好きなんだなぁ と
友達のひとことで
気付かされた気がしたのでした。


この夏、大事な仲間が結婚式を挙げます。
職場ではなかなか聞かせてもらえてないお話も
お打ち合わせで聞かせてもらえることから
楽しみにさせていただこう。
精一杯お祝いを伝えよう。そう思います。

馬場


こんにちは。
ブラス松本です。

6月に入り、30度を超える日も出てきました!
もう気分は夏です!
暑さと日焼け対策をしっかりと!!ですね。

先日の披露宴でのこと。
新婦さんからの手紙・記念品の贈呈に続き、新郎のお父様からの「両家代表謝辞」
新郎のお父様のお名前のアナウンスを入れ、お父様が一礼、マイクに一歩近づかれました。

「私も新婦の父になりたい」

「わが子に、素直な感謝の気持ちを手紙で伝えてもらえて羨ましい!!」

会場内は、笑いに包まれました。

新婦さんの親御様への手紙を聞きながら、新郎のお父様も息子さんとの日々を思い出され、思わず出た心の声でした。
そのあとの「新郎からの謝辞」
予定にあったのか、お父様の気持ちにこたえてくださったのか。。。。
謝辞の中でお父様とお母様への感謝の気持ちを伝えてくださいました。

新婦の手紙の始まりは諸説あります。
昔は女性が生まれ育った自分の家を出て、相手の男性の家に入るというのが結婚と考えられていました。
そのため、家を出る新婦のみが手紙を書いて感謝を伝え始めたようです。

今は、多くの夫婦がそれぞれの家を出て、新しい家庭を築いています。
このごろは、新郎さんも手紙で気持ちを伝えるという場面も増えてきました。
結婚という大きな節目。
新婦さんだけでなく、新郎さんも手紙を書いて、これまで伝えられていない気持ちを伝えてほしいです。
短い言葉でもいいと思います!
小さなメッセージカードでもいいと思います!

これから結婚式を迎える新郎新婦さん!!
この日だからころ言える、大切な人への素直な気持ちを伝えてください!!

ブラス
松本るみこ



そろそろ梅雨入りですよね。
一番憂鬱な季節です。
その前にカビ対策にお風呂の大掃除をしたトミーこと吉富です。

毎週末雨に悩まされていますが、どんなお天気でもやっぱり結婚式はいいもんだな。
そう思わせてくれたのは、先日の結婚式でお会いした新婦さんのおばあ様。

それは中座の時でした。

大のおじいちゃん、おばあちゃん子でした
大切な瞬間は絶対おじいちゃん、おばあちゃんに横にいてほしい

そんな思いで選んだ中座相手。

心配だったので事前にお願いしたそうで、
おじいちゃんは、張り切って引き受けてくれましたが、
おばあちゃんは、人前に出るのは…しゃべるなんてもってのほか

と、ただ一緒に歩くだけよ。となんとかお願いできたそうです。

その後、お家ではインタビューの練習を何度もするおじいちゃん、
前まで行ってちゃんと歩けるようにと、朝のお散歩をするようになったおじいちゃん、おばあちゃん

体力つけて、いざ迎えた中座の時

呼ばれて嬉しそうに前にお越しくださり、知っていた周りにいるご家族もドキドキとワクワクと…

新婦さんの横に並んだと思ったら、マイクを持って早速おじいちゃんのスピーチが始まりました。
これが、あふれる思いが出てくる出てくる。たっぷりお気持ちをお話ししてくださった後、
歩くだけ。そう言っていたおばあちゃん、おじいちゃんに続いて自然と思いが言葉と涙であふれ、とっても温かい時間になりました。
もちろん、朝のお散歩の成果はばっちり、三人で足並み揃えてしっかり進み、エスコート。
新婦さんの夢が叶った瞬間でした。

人前に出るのは得意な方はあまりいませんよね。
でも、その日、その時気分が乗ったら、どんどん言葉にしましょう。態度で表現しましょう。

あの時、おばあちゃんの本気を見せてもらいました。
素敵な時間に立ち会えたこと、感謝します