BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

記録撮影を入れましょう!

こんにちは!育児に追われる司会者、加藤実由紀です^^

仕事を終え帰宅すると
「さっきまでいた、あの場所は夢だったのかな」と思うほど
結婚式披露宴は特別な空間です。

私にとって非日常の時間。
それはきっと新郎新婦にとっても、家族にとっても
人生で何度も経験することがない特別な想いがあふれる時間だと思います。

子供たちを寝かしつけ、今日のエピソードを主人に話す。
「新婦の友人が、ももクロちゃんの余興をして、完成度が高くて、すごくよかった!」
「両家代表謝辞で新郎のお父さんの言葉が心にぐっときた!」
「新郎謝辞でね、新郎から新婦に素敵なプロポーズがあってね・・・」

もう一度、見たいな。
あの言葉をもう一度、聞きたいな。

心の底からそう感じる瞬間があります。

何度も結婚式に立ち会っている司会者の私が、そう感じるのだから
披露宴の後、もう一度振り返りたい、多くの新郎新婦がそう感じるはずです。

だから、記録撮影を全力でお勧めしているのです!
「後で見ることなさそうだから、いらない」
→ゲストからたくさんの声をかけてもらったこと、どんな内容だったか、その場ですべて記憶できません!
毎日見なくても、夫婦の節目に見て幸せな気持ちになってください!

「友人や家族が撮影するからいい」
→一言一句、逃さず撮影すること
ゲストやお二人の表情を様々な角度から撮影すること
プロが撮影するからこそのクオリティ。
それをゲストとして出席されている方にお願いするのは難しいと思います。

記録撮影を入れない理由がわからない。
ちょっと強い言い方ですが、私たち司会者はそう思っています。
もちろん、金額的なことから「いらない」と選択することもあるかもしれません。
ですが
お二人にとって、家族にとって
一生の宝物になる映像です。
やっぱり後から欲しくなった・・・として
いくら払っても、手に入れることができないものです。

結婚式披露宴という特別な空間だからこそ、自然とあふれる想い。
私たちブラスの司会者は
素直な想いを自然な言葉で伝えられる空気作り。
「一生の宝物」になる言葉を引き出すことに全力で取り組んでいます。


先日の披露宴。
両家代表謝辞のお父様のことばの中に

妻の手はね
結婚前は真っ白でしわもなくほっそりとした
それはそれは綺麗な手でね
それが家事をするようになって育児をするようになって
今ではボロボロの手になっちゃった
それでも妻は
「子供が成長していく姿がうれしい」って言うんですよ
それと引き換えに自分の手がボロボロになったってお構いなしです
親というものはそういうものです
そうやって
これからお前たちも大切な家族を築いてください

これは抜粋です。
司会台で走り書きでメモしました。
お父様の謝辞はこの前後にも素敵な言葉がいっぱいありました。
全部メモすることはできませんでした。

もう一度、聞きたい。

記録撮影を入れましょう!^^

加藤実由紀


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