BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

一歩一歩 その2

怒涛の如くゴールデンウィークが過ぎ、
ようやく通常通りの毎日が定着してきました。

たくさんの新郎新婦さんにお会いした10連休

とってもかわいい場面にも遭遇しました。

結婚式当日、新郎新婦のお二人はいつも一緒。

新郎さんの隣には新婦さんがいて、
新婦さんの隣には新郎さんがいて。

ただ、挙式の入場と、披露宴の中座の場面では、大切な方と並んで歩けます。

挙式は親御さんと進むのが定番ですが、
中座は、どなたと歩くか、それぞれ思い思いの方を選ばれます。


いつもお打ち合わせでも、どなたを選ばれたのか、楽しみにしています。

とある日の結婚式。

新郎さんが選んだ中座のエスコート役は、5歳の甥っ子くん。

子供さんの出番は、ゲストみんなが笑顔になれるので、とっても好き。
でも、5歳。
でてきてくれるかな。ないちゃったらどうしよう。

私も、新郎さんも、心の中では少し不安も。

いざ、中座の時。

新郎さんから甥っ子君を呼ぶと。。。

にこにこ笑顔で走って登場!

マイクを向けてみると、なんと立派にお話されることでしょう。

将来の夢は、野球選手になること。

と、堂々と教えてくれた甥っ子君。

ママもびっくり。初めて聞きました。
と、涙ぐみ。

歩き始める直前に、

どうやって歩きたいか聞いてみました。

「手をつなぎますか?
だっこしてもらいますか?
それとも、肩車?」

甥っ子君の答えはこうでした。


「いっぽいっぽ、ゆっくり歩きます。」

そう言って、小さな手を新郎さんの大きな手に包まれて、
ゆっくり、一歩一歩進んでいったのでした。

歩く一歩は小さく、ゆっくり。
ただ、その姿は実に大きくたくましかったです。


小さなヒーローに大きな勇気をもらいました。

やっぱり、一歩一歩。大切に。
私も進んでいこうと心に決めたトミーこと吉富でした。

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