ブラス広報室かしましブログ

終わりの見えないコロナ禍での暮らしに良くも悪くも慣れてきましたが、
気づけば働き方や職務のひとつひとつへの、今までは当たり前に
やっていたアプローチまで。小さな変化をもたらした様に思います。

私的な事では「自分だけの時間が増える」という事件が起きました。
これは私だけではありませんが。
ほぼ毎日外食の人生だったけど、この歳にして料理をする様になり、
学生の頃は厨房でアルバイトをしていた事を思い出し。
自宅ではトレーニンググッズが充実しました。

相変わらずテレビは見ないけどニュースサイトを読む時間が長くなって、
最近見つけた記事の中からブラスの建物屋さんが驚いた記事について
綴ってみたいと思います。

 ◎木造の高層ビルの話
  小規模な建築に適している日本古来からある在来工法である”木造”で
  地上350m(70階建て)の高層ビルの計画の記事を見かけました。
  現在の建築基準法では難しいので、そのあたりは課題になるものの
  技術的には2040年代の実現を目指しているとの内容。
  国産木材の使用率を上げる事はCO2排出の抑制に繋がるという
  データがあるのと。個人的に木造在来工法の建築が好きな私としては
  とても日本人として誇らしい気持ちの記事でした。

 ◎曲がるコンクリートの話
  皆さんのコンクリートのイメージってどんな感じですか?
  硬くて頑丈というイメージだと思います。
  少し専門的な話をすると、コンクリートの特性として圧縮に
  強いけど、引っ張りや曲がりに弱い…という事になっています。
  なのに材料の中にポリマー繊維を織り込んで、曲げ方向の力が
  掛かっても柔軟に曲がってくれる…。
  災害の少なくない我が国に理想的な建材になりそうで期待
  できる技術の紹介記事でした。(画像載せれないのが残念)

建物造ってる人からしたらいずれも耳を疑う様な内容なのですが、
こんな時世でも常に技術革新が日夜行われている事を感じました。
今は新しい会場創りのお話はありませんが。私たち店舗開発室も
チーム内では今度はこんな「造り方しようか」なんて定期的に
作戦会議を行って未来の来たる日に備えています。

私、自信もこんな時代だから出来る事としてもっと情報・技術を
アップデートしてもっと素敵な会場を創れる様進化します。

お楽しみに!

西川