BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

朝晩はすっかり涼しくなってきました。
秋の訪れを少しずつ感じる9月。

家族のお誕生日もあり、
毎年、すこしワクワクしながら
涼しくなってくる気候を感じる
一年の中でも好きな季節の到来です。

こどもたちは夏休みも明け、
(ようやく)日常のスタートです。
ほっとしたのも束の間、
ブライダルはトップシーズン突入です。

涼しい秋の風を感じながらの
緑あふれるガーデンの時間

鈴虫の音色も聴けるかなと
心を傾けながらの
月の下での心地よいナイトウェディング

そんな週末がやってくると思うと
夏のウェディングとはまた違う、
この季節ならではの喜びを感じます。

司会のお仕事を始めたのも、秋でした。
自分自身が結婚をして、
結婚式の司会を、信頼している方にして頂き、
そこで初めて感じた、
“司会者って大事だ。” というシンプルな想い。

「一辺倒ではない司会」
「信頼しているからこそその日を思い切り楽しめる新婦の気持ち」

それは、司会者と新郎新婦が
前から知り合いじゃないと、
感じられない気持ちなのかな
築けない信頼関係なのかな・・・

いや、きっとそうではない。
たった1回の打ち合わせだとしても
そういう司会者が いたら
当日 ただでさえ緊張している
新郎新婦のおふたりは
心から楽しめるのでは

そう感じたのが、
今の私の原点でした。


そんな初心を思い出す季節が
私にとっての、秋です。

私自身も年を一つ重ね、
また新たに、そして初心も大事に、
幸せへと歩み出すおふたりの門出を
心からお祝いしながら 会を司ろう
一緒に楽しませて頂こう

そう思う、秋の夜長であります。

馬場 じゅんこ