BRASS SMILE AND TEARS

	ブラス司会者が綴る コトブキ日和

こんばんは。
ブラスまつもとです。

10月に入りました。
「秋」ですねえ。
過ごしやすい秋はブライダルシーズン。

今日もすてきな時間に立ちあうことができました。
たくさん笑った披露宴。
ラストは新婦の手紙から記念品贈呈。
記念品は、新婦さんが手作りされたクロスステッチのサンクスボード。
生まれた日から今日までの日にちも刺繍され、思い出の写真も添えてありました。
新郎家の分も新婦さんが作り、お父さま、お母さまの手へと届けられました。

サンクスボードを受け取った新郎のお父様。
嬉しそうな笑顔を浮かべて、じっくり眺めたあと、突然歩きだし、どこへ行くのかとビックリしていると
新郎の友人席へ向かい、「見て! こんな素敵なのをもらったわ」と声をかけ始めました。
そのあと両家代表謝辞があるので、所定の位置のついていただいて、ご挨拶が始まりました。
一通り話したあと、進学・就職のために家を出ていった息子さんへの想いを語り始めました。
「テレビを見ていて天気予報が始まれば、自分が住んでいる京都の天気ではなく、息子の住む愛知の天気
 ご飯を食べれば、ちゃんと食べてるかあと心配になり、月を見れば、あいつもこの月を見てるのかと、気になることばかりでした」
少し冗談めかして話したお父様ではありましたが、それがお父様の本音で、離れて暮らす息子への想いにあふれていました。

お父様の本音。
結婚式という特別な時間が、思ってはいても、口に出さないことも素直に言葉にしてくれました。
これが結婚式パワー  結婚式ミラクルでしょうか。

ブラス
まつもとるみこ