ブラス広報室かしましブログ

こんにちは☆総務部の田中です。

みなさんは「祖父母手帳」をご存知でしょうか。
市区町村単位で、発行されているところがあります。
目的は、
「育児の方法や考え方が時代とともに変化する中、
子育て中の父母世代と祖父母世代がお互いに育児についての理解を深め
ともに楽しく育児に向き合うきっかけとなること」です。

祖父母手帳には、
・祖父母&父母の“いい関係”~子育て経験者の体験談(「いい関係」を築くためのヒント)~
・赤ちゃんのお世話~だっこやおむつのやり方・ミルクの作り方・沐浴のサポート等~
・子育ての昔と今
・楽しく過ごす孫との時間~いろんな遊びの紹介~ など
について記載されております。

その中でも、子育ての昔と今が印象的でした。
【だっこ】
昔:「抱きくせ」をつけると、赤ちゃんがだっこを求めて泣くようになり、手がかかる
今:だっこは大事なスキンシップ。心の成長に必要だから、たくさんだっこしたほうがいい

【うつぶせ寝】
昔:頭の形がよくなる。寝つきがよくなる。
今:乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防策のひとつとして、医学上の理由がない場合は、「あおむけ寝」が推奨されている

【おむつはずれ】
昔:早めにはずしたほうがいい
今:脳とからだの発達が進むと自然にはずれていく。大人の都合を押し付けず、子どもの様子を見ながら、焦らず進める。

等、まだまだありますが、子育ての常識は常に変化しており、今と昔では真逆なことも多々あります。

「祖父母手帳」は、ネットでもアップロードされている市が多々ありますので、ご興味のある方は一度ご覧になってください。